はじめに

ほとんどの公園にあるお馴染みの「ブランコ」。カタカナだし、響き的にもなんとなく英語っぽいと思っていたら、どれだけ発音を頑張ってみても外国人に全く通じませんでした(涙)。


他にも公園によくある遊具を英語で何て言うか、学校では習わないことが多く、意外と知りませんよね。子育て中の方はもちろん、そうでない方も昔の思い出話やふとした会話に出てくるかもしれない公園関連の英語、ここですっきり覚えちゃいましょう。

park-abroad

目次

1. ブランコ
2. すべり台
3. 砂場
4. 鉄棒
5. シーソー
6. ジャングルジム
7. スプリング遊具
8. うんてい
9. ターザンロープ
10. メリーゴーラウンド??


1. ブランコ
swing

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子供達が大好きな「ブランコ」は和製英語ですらなく、swingというのが正しい英語名です。
学生時代に、swingは動詞で「(ブラブラと)揺れる、動く」と習いましたよね。名詞でも「振動、動揺」という意味や、ゴルフの「スイング」、日本でいう遊具のブランコの意味があります。

<例文>
My daughter likes to ride the swing.
娘はブランコに乗るのが好きです。

Do you want to play on the swing?
ブランコで遊びたい?

You have to wait until he/she gets off the swing.
彼(彼女)がブランコ降りるまで待たなきゃダメだよ。

 

2. すべり台
slide

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子供に大人気のすべり台はslideが英語名です。こちらも「滑る」「滑らせる」「そっと動く」などの動詞もあります。
日本語の会話の中でも「〜をスライドさせて」など、普通にカタカナ語として使われるので、イメージ湧きやすいですよね。

<例文>
Let's play on the slide!
すべり台で遊ぼうよ!

There is a very long slide at Kodomo-no-kuni.
こどもの国にはとっても長いすべり台があるんだよ!

 

3. 砂場
sandbox/sandpit

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sandbox(米)sandpit(英)と呼ばれています。こちらも公園では定番中の定番ですよね。

<例文>
When I was a child, I didn't like to play in the sandbox because I didn't want to get dirty.
私は子供の時、(砂で)汚れるのが嫌だったので砂場で遊ぶのが好きではなかった。

 

4. 鉄棒
chin-up bar

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体操競技や体育の授業などで使う鉄棒はhorizontal bar、公園や室内で使うような子供が遊びで使う鉄棒はchin-up barと呼ばれることが多いです。
chinはあご、upは上なので、chin upはぶら下がりながらあごと鉄棒が同じ高さになるように腕で懸垂をする、という意味でも使われます。

ちなみに「逆上がり」は、pulloverforward upward flipなどと呼ばれることもあるようですが、馴染みのない・興味のない人はこの単語に説明を加えないとわからないかもしれません。日本の小学校では特訓までさせられるのに、、ですよね。

<例文>
Let's play on the chin-up bars!
鉄棒やろうよ!

His hands slipped and he fell off the chin-up bar.
彼は手を滑らせて鉄棒から落ちてしまった。

 

5. シーソー
seesaw

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シーソーは英語でもseesawです。日本人の苦手なRやTH、Vの発音も入っていないので、とってもありがたい英単語ですね!

<例文>
It's difficult to play on the seesaw alone.
シーソーを一人で遊ぶのは難しい。

You're too heavy for us to play together on the seesaw.
(あなたは)シーソーで一緒に遊ぶには重すぎるよ!

 

6. ジャングルジム
jungle gym

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こちらもそのままjungle gymです。

<例文>
I wish I could climb to the very top of the jungle gym.
ジャングルジムの一番上まで登れたらいいのに。

 

7. スプリング遊具
spring rider

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最近スプリング遊具が置いてある公園多いですよね。こちらはspring riderと呼ばれています。
またいで乗って、spring(バネ)で体を前後に揺らして遊びます。

<例文>
Don't rock back and forth too hard on the spring rider.
スプリング遊具、あまり激しくこがないでね。

 

8. うんてい
monkey bar

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なんとなくうんていは海外にはないかと思っていたら、monkey barという名前でありました。
うん、確かにすごくサルっぽい(笑)。むしろ、日本人としても「うんてい」よりもしっくりとくるナイスなネーミングですよね。

<例文>
I want to be able to cross the monkeys bars, so I practice everyday.
うんていが上手になりたいから毎日練習するの。

 

9. ターザンロープ
zipline

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大きめの公園に行くと見かけますよね。いつの時代も、子供達に大人気で行列ができていることが多いこの遊具、欧米ではあまり子供向けに公園とかは設置されていないようですが、あえて呼ぶならziplineと言うようです。


そう言われてみれば、日本でも「ジップライン」という名前で大人がスリルを味わえるアクティビティが人気を集めていますよね。
高所恐怖症の筆者は写真を見るだけでぞぞぞっとします。。

 

10. メリーゴーラウンド??
merry-go-round

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日本にはそこまで普及していないですが、欧米などの公園では見かけるこの遊具、merry-go-roundと呼ばれています。上に乗る人と、ぐるぐる回す人に別れて遊べるやつですね。
メリーゴーランドというと、遊園地にある回転木馬が頭に浮かびますが、こちらはcarrousel(米)や、roundabout(英)と呼ばれることが多いです。
"Let's play on the merry-go-round!"とか誘われてワクワクしていったら、「なんだ、、公園のこれかーい!」ということのないように、知っておくといいかもですね(笑)。

 

最後に・・・

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こういった遊具、大人になると遊ぶことどころか思い出すことも少ないですが、こうやって改めて見てみると、ふと現実逃避をして童心に帰れますよね。難しい受験用の英語だけではなくて、こうした簡単な日常生活に潜んでいる英語も覚えていくと楽しいこと間違いなしです。

他の国にはどんな遊具があるのか、子供達はどんな遊びをしているのか、ぜひeikaiwaNOWの先生にも聞いてみてくださいね!


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