はじめに

誰もが毎日必ずする食事。

お家やお店などで他の人と一緒に食事をする時に食べているものについて感想を言い合ったり、自分が食べたものについて後で誰かに話したりすること、しばしばありますよね。

「あなたは使いこなしてる?「美味しい」「まずい」にまつわる英語表現10選」「食欲の秋!日本の秋の味覚を英語で説明しよう」などをご紹介しましたが、今回は特に味や食感などを詳しく伝えたい時の英語表現についていくつかピックアップしたいと思います。

taste-salmon

目次

1. 味覚の種類
2. 食感の種類
3. 便利な表現


1. 味覚の種類

まずは、味を伝える基本の味覚の種類を英語で見てみましょう。

甘い
sweet

<例文>
I can't finish this ice cream.. It's too sweet!
このアイスクリームもう食べられない。甘すぎる!

辛い
hot, spicy

<例文>
Let's go to the new Mexican restaurant. I love spicy food!
新しいメキシカン料理に行こうよ。辛いの大好きなの!

tastes-spicy

苦い
bitter

<例文>
Black coffee is too bitter for me.
ブラックコーヒーは私には苦すぎる。

酸っぱい
sour, tart

日本人にはわかりにくい、sourtartの違いですが、sourは発酵や腐敗して酸っぱくなったという意味で使うことが多く、negativeな意味を持つのに対して、tartは果物がピリッと酸っぱい感じなどpositiveで快感を伴うような酸っぱさを指します。

<例文>
This milk tastes a little sour. I wonder if it's gone bad.
このミルクちょっと酸っぱいな。悪く(古く)なっちゃったのかな。

I like tart lemonade.
私、酸っぱい(レモンのパンチがきいてる)レモネードが好きなの。

刺激の少ない、マイルドな
mild

<例文>
I'll go for the mild curry this time.
今回はマイルド(甘口)カレーにしてみる。

あっさりした、シンプルな
plain

味の濃い、濃厚な
strong, rich

<例文>
This steak sauce is too rich.
このステーキソースは濃厚すぎる。

tastes-steak

あと、ぜひ覚えていただきたいのが、名詞+yで表される味を表す形容詞です。
とても簡単で応用もきくので、どんどん活用してくださいね。

salt + y = salty  塩がきいた、塩っ辛い
sugar + y = sugary  (砂糖のように)甘い
pepper + y = peppery  胡椒がきいた、ピリッと辛い
vinegar + y = vinegary  酢がきいた、酸っぱい
grease + y = greasy  脂っこい
oil + y = oily  油っぽい
water + y = watery  水っぽい
cream + y = creamy  クリームのような、クリーミー
fruit + y = fruity  フルーツのような、フルーティー
fish + y = fishy  魚のような、魚くさい
cheese + y = cheesy  チーズのきいた、チーズ味の

他にも、
buttery(バター風味の), gingery(ジンジャーのきいた), tomatoey(トマト味の), garlicky(ガーリック風味の)などなどたくさんあります。

<例文>
This fried chicken is too greasy.
このフライドチキン、脂っこすぎる。

I don't like this fishy smell.
この魚くさいにおいが好きじゃない。

2. 食感の種類

味と一緒に伝えたいのが食感ですよね。こちらも単語を知らないと全く表現できないので、ぜひ覚えておきましょう。

tastes-chewy

soft  柔らかい
hard  かたい(softの反対語)
tender  柔らかい、嚙み切りやすい(ステーキ肉、温野菜など)
tough  かたい(tenderの反対語)
smooth  なめらかな(スープ、スムージーなど)
grainy  ザラザラした(smoothの反対語)
moist  しっとりした(ケーキ生地など)
dry  パサパサした(dryの反対語)
fluffy  ふわふわした(スクランブルエッグ、オムレツなど)
crispy  パリパリした、サクサクした(ポテチ、ベーコン、揚げ物など)
crunchy  ボリポリした、ガリガリした、ザクザクした(ナッツ類など)
chewy  噛みごたえのある、こしのある、モチモチした(うどん、もち、グミ、ビーフジャーキーなど)
sticky  ネバネバした(納豆、おくら、キャラメルなど)
gooey  ねっとりした(表面が砂糖でべったりしたお菓子やパンなど)
juicy  ジューシーな(果物、肉汁たっぷりのお肉など)
fizzy  シュワシュワした(炭酸など)

<例文>
This steak is very tender.
このステーキ、すごく柔らかいね。

I like this apply pies crispy crust.
このアップルパイのサクサク(パリパリ)の皮の部分がおいしい。

3. 便利な表現

シンプルかつストレートに「〜みたいな味」とか「〜みたいなにおい・香り」というのもよく使われる表現です。

tastes-eat

〜みたいな味
tastes like ~

<例文>
This juice tastes like a real pineapple!
このジュース、本物のパイナップルみたいな味がする!

〜みたいなにおい・かおり
smells like ~

<例文>
This bread smells like strawberry.
このパン、イチゴみたいな香りがするね。

最後に

tastes-foods

いかがでしたか。

誰かと一緒に食事をしたり、食レポのように味や食感を伝えたい時、英語の表現を知っているのと知らないのとで全然伝わり方の程度が違ってきますよね。
ぜひぜひeikaiwaNOWの先生とも何かを食べたり飲んだりしながら、その味や食感について表現方法を教えてもらってくださいね!


Comment