はじめに

12月半ばに入り、クリスマスはもうすぐそこ!家族や友人とクリスマスパーティを計画している方も多いのではないでしょうか。今回は筆者も良く参考にしているレシピ集サイトAllrecipes.com(日本で言うクックパッドのような投稿サイト)より、簡単にできてクリスマスパーティにぴったりなレシピをご紹介します。英語のレシピを解読しながら、キーになる表現や必ずレシピに出てくる英単語を覚えてしまうと、どんなレシピでもわかるようになりますよ。

ありきたりなチキンやサラダではなく、アメリカンな本場のクリスマスディッシュで友人をびっくりさせてみるのはいかがでしょうか?クリスマスモードをさらに盛り上げたいあなたは、クリスマス映画のほっこりするオモシロ名言・格言9選を読んで、ウキウキ気分に浸ちゃってください。

Part 1 ではメインとサイドディッシュをご紹介しながら、基本的な、料理に使う単語を覚えていきましょう。


目次

1.メインディッシュ:Roast Pork with Apple
2.スープ:Broccoli Cheese Soup


1.メインディッシュ:Roast Pork with Apples

 出典:http://allrecipes.com

出典:http://allrecipes.com

まずはメイン料理から。アメリカでは七面鳥を食べるイメージが強いかもしれませんが、11月のThanksgiving (感謝祭)でターキーを食べるため、クリスマスにはビーフやポークなど、他のお肉を食べるのが普通です。大きなお肉の塊をお父さんが大きなナイフで切って取り分けて家族でわいわいディナーするシーンが思い浮かびますね! 

それでは、まずはメインディッシュの「ローストポークりんご添え」の英語のレシピを紹介します。レシピ下の単語を見ながら、少しずつ解読していきましょう!

Ingredients (材料)
・1 tablespoon olive oil
・1 (1 1/4 pound) pork tenderloin
・salt and ground black pepper to taste
・2 teaspoons chopped fresh parsley
・1/2 sweet onion, diced
・1 apple, cut into chunks
・1/2 cup wine
・1 cup apple jelly
・2 tablespoons balsamic vinegar


Steps (手順)
① Preheat an oven to 175 degrees C. Grease a baking dish large enough to hold the tenderloin without folding it.
② Heat the olive oil in a large skillet over medium-high heat, and brown the pork tenderloin on all sides. 
③ Remove the browned tenderloin to the prepared baking dish. Sprinkle all sides of the meat with salt, pepper, and parsley.
④ Cook and stir the onion and apple in the same skillet over medium heat until the onion becomes soft, about 5 minutes, and pour in the wine. 
⑤ Scrape all the browned flavor bits off the bottom of the skillet and stir to help dissolve them into the wine. Bring to a boil, and pour the onion, apple, and wine mixture over the tenderloin.
⑥ Mix together the apple jelly and balsamic vinegar in a bowl until the mixture is smooth and without lumps. Spread the jelly mixture all over the pork.
⑦ Bake loin in the preheated oven for 30 to 45 minutes. Allow the tenderloin to rest for 10 minutes before slicing, and serve each slice with a spoonful of the apple-onion mixture.

調理英語

<計量>

- teaspoon/tablespoon 

材料リストに良く出てくるのは、teaspoontablespoon 。基礎中の基礎ですが、teaspoon はその名の通り紅茶用のスプーンなので小さじ、tablespoon は大さじになります。

- pound

もう一つ、紛らわしいのが重さの単位ですが、北米はpound(パウド)を使うため、キロに変換しなくてはけませんが、1 pound=453.6g なので、1パウンドはだいたい500グラムと覚えてしまいましょう。

<切り方>

‐chopped 刻んだ

空手チョップのように包丁でトントントンと適当に細かく切るイメージです。荒いみじん切り、角切りなど。なので、chopped parsley刻んだセロリ ですね。

‐diced 角切りした

Dice サイコロのようにさいの目に切るということなので、角切りさいの目切りになります。Diced onion さいの目に切った玉ねぎですね。

‐chunk ぶつ切りの

大きな塊という意味なので、apples cut into chunks は、ぶつ切りに切ったリンゴ という意味になります。

<コンロ周り、他>

まずは覚えておきたい料理でよく使う動詞からみてみましょう。

‐preheat 予熱する 

接頭辞のpre-が頭についている単語は、「事前に〜・前もって」と言った意味を含む単語です。preheatが合わさって、あらかじめ熱する=予熱する、となるわけですね。

‐grease 油を塗る  

Grease自体は油という名詞なので、そのまま動詞として使うパターン。機械などに使う油にも使います。

‐brown きつね色になるまでいためる 

Brown(茶色)にさせるということですね。

‐remove 火からおろす 

取りはずす、排除する、という意味のremoveですが、料理の場合は火から~という前提になります。

‐sprinkle ふりかける、散らす

パラパラと上からふりかけることを指します。カップケーキの上に、飾りのチョコフレークをかけるようなイメージ。

‐cook ~を加熱する、~を煮る、~をたく、~を焼く、~を揚げる、~を蒸す

単純に「調理する」という意味ですが、火を通していろんな方法で加熱することをまとめて言います。

‐Stir かき回す

かき混ぜながら強火で炒めることを、stir-fryと言います。

‐dissolve 溶かす

液体に別の個体が溶け出すことを意味します。meltと混乱してしまいそうですが、meltは個体が溶けて液体になるなることを指します。例えば、お湯にインスタントコーヒーを溶かす=dissolve、テーブルの上の氷が溶ける=meltとなります。

‐pour 注ぎいれる

日本語だとどんな食材でも「~を入れる」と一言で済みますが、pour は液体を入れるときに使います。固形には使いません。

‐scrape こすり取る

何かについたものを押し付けながら取ることを指します。「削る」という意味合いもありますので、ヘラなどでトレイにくっついたものをガリガリとったり、炊飯器を洗う前にお釜のまわりについたお米をしゃもじでscrapeするイメージ。

‐bring to boil 沸騰させる

Boil water / bring water to boil どちらも水を沸騰させるという意味になります。

‐spread 塗る

通常は「広げる」という意味の単語ですが、「~を表面に広げる」という意味で「塗る」になります。


これだけ覚えておけば、かなりの調理用語は網羅できています。それでは、レシピの日本語訳を見てみましょう。想像していた作り方と合っていますか?

<レシピ和訳>

材料:
・オリーブオイル小さじ1
・豚肉テンダーロイン1(1 1/4パウンド)
・塩コショウお好みで
・フレッシュパセリ小さじ2 みじん切り
・スウィートオニオン半玉 角切り
・リンゴ一個 ぶつ切り
・ワイン1/2カップ
・アップルゼリー1カップ
・バルサミコ酢大さじ2

手順:
① オーブンを170度に予熱する。豚肉を折らずに入れられる大きさのオーブン皿に油を塗っておく。
② 大きな鍋にオリーブオイルを中~強火で熱し、豚肉の全ての面がきつねになるまで焼く。
③ 豚肉を火から下し、用意したオーブン皿に入れ、塩こしょう、パセリを全ての面にふりかける。
④ 中火で玉ねぎとリンゴを一緒に鍋に入れ火にかけ、かき回しながら5分ほど玉ねぎが柔らかくなるまで炒める。そこにワインを入れる。
⑤ 鍋の底にこげついた塊をこすり取りながら、ワインに溶けるようかき回す。沸騰したらその玉ねぎとリンゴを豚肉にかける。
⑥ リンゴゼリーとバルサミコ酢をボウルに混ぜ、塊がなくなるまで混ぜる。できたものを豚肉全体に塗る。
⑦ 豚肉を予熱したオープンで30~45分焼き、切る前に10分間寝かせる。スライスしてオニオンとリンゴのソースと一緒に盛り付ける。

レシピの出典元はこちらから。

2.スープ:Broccoli Cheese Soup

 http://www.browneyedbaker.com/

http://www.browneyedbaker.com/

次は、スープのレシピをご紹介!クリスマスシーズンに出てくるスープは家庭によって様々ですが、クリーム系のスープが好まれる印象があります。今回紹介するのはその中でも作り方がとても簡単で濃厚でおいしいブロッコリーチーズスープです。

Ingredients (材料):
・1/2 cup butter
・1 onion, chopped
・1 (16 ounce) package frozen chopped broccoli
・4 (14.5 ounce) cans chicken broth
・1 (1 pound) loaf processed cheese food, cubed
・2 cups milk
・1 tablespoon garlic powder
・2/3 cup cornstarch
・1 cup water

Steps (手順):
① In a stockpot, melt butter over medium heat. Cook onion in butter until softened.
② Stir in broccoli, and cover with chicken broth. Simmer until broccoli is tender, 10 to 15 minutes.
③ Reduce heat, and stir in cheese cubes until melted. Mix in milk and garlic powder.
④ In a small bowl, stir cornstarch into water until dissolved. Stir into soup; cook, stirring frequently, until thick
.
 

<新しい単語>

-ounce

ここで新しく出てきたのは ounce とう重さの単位ですが、1 ounce=28.3g です。細かい単位ですが、だいたい30gと覚えておけば良いので、この場合16 ounce frozen chopped broccoli は、冷凍の刻みブロッコリー480gくらいですね(実際は454gですが)。目安にしておきましょう。(ちなみに上の材料は12 servings 12皿分 なので半分くらいの料がちょうど良いかもしれません!)それではレシピを見てみましょう。

‐simmer ぐつぐつ煮る

小さな泡が表面に上がって来る程度のグツグツです。少し沸騰している状態を指します。

‐stir in~入れてかき混ぜる 

inの後に来る単語が投入されるアイテムです。ここだと、stir in 'broccoli'となっているので、①にブロッコリーを入れて混ぜるという意味になります。

-thick ドロドロな

thickは厚いという意味ですが、液体に使う場合は粘りがありどろどろという意味。個体に使う場合は、そのまま厚みがあるという意味になります。

もうひとつ良く使う表現が「until 形容詞」という言い方。~になるまで という意味ですので、このようになります。
until softened 柔らかくなるまで
until dissolved 溶けるまで
until thick  どろどろになるまで

<レシピ和訳>

材料:
・バター1カップ
・玉ねぎ1個みじん切り
・冷凍ブロッコリー1パック(16oz)
・チキンスープ(コンソメ)カン4個(14.5oz)
・牛乳2カップ
・ガーリップパウダー大さじ1
・コーンスターチ(片栗粉)2/3カップ
・水1カップ

手順:
① 中火で鍋でバターを溶かす。玉ねぎが柔らかくなるまでバターで炒める。
② ブロッコリーを入れてかき混ぜたら鶏がらスープを入れる。ブロッコリーが柔らかくなるまで10~15分煮込む。
③ 火を弱め、チーズキューブを入れて溶けるまでかき混ぜる。牛乳とガーリックパウダーを入れる。
④ 小さなボウルに、水にコーンスターチを入れ溶けるまで混ぜる。それをスープに入れ、煮て、ドロドロになるまでしばしばかき回す。

レシピの出典元はこちら

さいごに

これらの単語を覚えておけば、だいたいどのレシピも解読できるはずです。英語のレシピで料理をつくってみることで、英単語の使い方を覚えられるだけでなく、いつもとは一味違うお料理を発見できて一石二鳥ですよ♪他に気になる英語のレシピがあるなら、eikaiwaNOWの先生と一緒に解読してみるのも面白いレッスンになりそうですね!

Part 2 ではサイドディッシュからデザートまでをご紹介しますのでお楽しみに!


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