はじめに

別れ話って…本当嫌ですよね〜。お互いにもう冷め切っているなら、スムーズに行くかもしれないけど、どちらかが浮気をしてたりしたら修羅場化することも。相手が外国人なら、それを英語で対応しなきゃいけません。

今回は、恋愛英会話の中でも、別れ話でネイティブが実際に使う表現や英会話フレーズをご紹介します。どんな別れのシーンでも、100%自分の言いたいことを言えて、気持ちを伝えられるようにしておきましょう!

恋愛真っ只中という人は、【リアル恋愛英会話】アメリカ人は「I LOVE YOU」をなかなか言わない? 〜気持ちを伝える・誘う〜ハニーだけじゃない!彼女・彼氏を呼びかけるときに使う甘~い英語表現も合わせて読んでみてくださいね!


目次

  • 最もメジャーなフレーズ
  • 遠回しに別れたいと伝える言い回し
  • かなりヒートアップした時に使うフレーズ
  • 「別れない」としつこい相手に使う説得フレーズ
  • 裏切られて別れる時のフレーズ
  • 別れたくない側が使うフレーズ
  • 別れることが決まった後に使うフレーズ

最もメジャーなフレーズ

別れ話をするときに必ず耳にするといっても過言ではない、メジャー中のメジャーな英会話フレーズです。1,2,3,4をそのまま連続して使っても良いです。

恋愛 英会話 別れ

1. We need to talk.
話があるんだけど。

このフレーズは、何かしら深刻な話をする合図です。ネイティブなら、「えっえっ、私何か悪いことした?別れるの?」と、焦るはず(思い当たることがない場合は)。まずはこのフレーズで話を切り出しましょう。ちなみに、ただ話がしたいだけなのにWe need to talk.と言うと確実に勘違いされるので注意!

2. This isn't working (out).
うまくいってないよね。

thisがさすものは、relationship(二人の関係)です。workingは、機能していない=うまくいっていない、と言うニュアンス。This isn't working FOR ME. と、最後にfor meを加えると、私にとってはと言うニュアンスが強調されます。前に、I've really thought about this but...「いっぱい考えたんだけど」をいつけると、クッションがついて柔らかい言い回しになります。

<似た言い回し>

Things are not working out between us.
This relationship isn't working out anymore.
We're not working out.

 

3. I'm breaking up with you.
あなたと別れます。

直接的な別れのフレーズ登場です。伝えている側が、一方的に振るシチュエーションで使うフレーズです。

We should break up.Let's break up.も使いますが、I'm breaking up with you .よりも優しい言い方。中でもWe should break up.が一番優しい言い方ですが、私は優しくないのでどちらも使ったことがありません。

4. It's over.
もう終わりだね。

欧陽菲菲のラヴ・イズ・オーヴァー じゃないですが、「終わり」と言う意味でのoverは別れ話でよく使います。結構前から二人の愛が冷めてしまっていたなら、 It has been for a while「前からずっとそうだったけど。」を後に加えてもOK。

 


遠回しに別れたいと伝える言い回し

別れの言葉は、基本言いづらいものですよね。日本人と比べたら、はっきりものを言う欧米人でもそれは同じ。遠回しに伝えるのによく使われる英会話フレーズをまとめました。

恋愛 英会話 別れ

5. I think we need a break.
ちょっと距離を置こう。

直訳すると「私たちは休憩が必要だと思います。」となりますが、二人の関係について話している時の休憩は、少し会うわないことを意味します。長い別れ話中に疲れたから、休憩を取りたいと言う意味であありません。(笑)

一つ注意なのは、遠回しにもう一緒に居たくないと言うことを伝えるのにはうってつけのフレーズでよく使われるのですが、相手によって捉え方が若干違ってきます。例えば、距離を置いている間もまだ付き合っていると考える人と、もう事実上は別れていると一緒と考える人、さらに完全にもう別れたと認識する人。話の流れでなんとなく相手がどう捉えているか

<似た言い回し>

I need some space.
Let's take a break.
We should take a break.

 

6. I want to focus on my career.
仕事に集中したいの。

どんだけ忙しい仕事なんだよって感じですが、(笑)仕事を理由に使って、引き止めづらいシチュエーションを作る手はよく使われます。wantneedに入れ替えてもOK。
 

7. I'm not ready for a serious relationship.
真剣な関係は、私にまだ早いの。

直訳すると、「私は真剣な恋愛のための準備がまだできていない。」ですが、この場合は真剣な恋愛をするつもりはない、と言うニュアンスになります。軽い気持ちでデートを始めたけど、まだ一人に決められない人にうってつけのフレーズ。

<似た言い回し>

I'm not ready to settle down.
I'm not ready to commit yet.
I can't see myself in a serious relationship yet.

 

8. I need time to think about things.
考える時間が欲しいの。

考えるって一体何を?って感じですが、(笑)これもよく言います。

<似た言い回し>

I want/need to be by myself to think for a while.
I need time alone to think.


かなりヒートアップした時に使うフレーズ

別れが修羅場化してしまうことも。お互いに怒りが噴火してしまった状況で、とにかく話を終わらせたい時はこの英会話フレーズがお役立ち。

恋愛 別れ 英会話

9. I can't stand you anymore.
あなたにはもう我慢できない。

standは「立つ」ではなく、「耐える・我慢する」と言う意味で使われています。I can't stand ...の後に、相手のする耐えられない行動を続けると「あなたの〜に耐えられません。」という意味で使えます。

例えば…

I can't stand you yelling at me like this.
こんな風に罵倒を浴びせるあなたには耐えられない。

I can' stand your selfishness.
あなたの自分勝手さには我慢できない。
 

10. Stay away from me.
近づかないで。

かなりきついフレーズなので、相当嫌いな相手か、暴力を振るわれそうになった時など、シチュエーションを選んで使いましょう。
 

11. I don't ever want to see you again.
あなたには二度と会いたくない。

everを使うことで、より強い表現になっています。これもまた、すごく強い言い回しですので、シーンを選んで使いましょう。

<似た表現>

Don't ever talk to me again.
二度と私に話しかけにで。
 

12. I'm done with you.
あなたとはもう終わりよ。

doの過去分詞形のdoneは、「完了した・終わった」と言う意味で使われます。finishと同じニュアンス。
 

13. Get out!
出て行って!

家で別れ話をしている時に、ありえないくらい酷いことを言われたり、されたりした時に言い放つフレーズ。


「別れない」としつこい相手に使う説得フレーズ

別れ話をしている時に、どちらかが納得せずにだらだらと話がまとまらない時ってありますよね。そんな時は、この英会話フレーズを使いましょう。

恋愛 英会話 別れ

14. It's time for you to move on.
踏ん切りをつける時が来たの。

move on「諦める、踏ん切りをつける、気持ちを切り替える」は別れ話でよく使うワード。

<move onを使ったフレーズ>

I decided to move on.
We both have to move on.

 

15. I'm not in love with you anymore.
もうあなたのこと愛していないの。

これを言われたらもう納得するしかないですよね。相手は相当傷つきますが、納得しないなら言うしかありません。I'm in loveと言う表現は、とても親密な間にならないとあまり使いません。ですので、3、4回軽くデートしただけの相手に、I'm not in love with you anymore. と言うと、そもそも愛されてたの!?とおかしな感じになってしまいます。軽い間柄の相手に対しては、lovelikeに置き換えて使いましょう。

もうすでに次の人がいる場合は、こんなフレーズを使いますが、相手が余計食いつきそうなので言わない方がいいかもしれませんね。笑

There's someone else. 
他に相手がいるの。

I like someone else.
他の人が好きなの。
 

16. You are more like a [friend/sibling/roommate] to me.
あなたは私にとって、むしろ[友達、兄妹、ルームメイト]みたいな存在なの。

moreがなくても伝わりますが、morelikeの前につくことで、than a boyfriend「彼氏というよりも」というニュアンスが含まれます。恋愛対象じゃなくなってしまったことを間接的に言われるので、結構傷つきます。

<似たフレーズ>

We make better friends.
私たちは友達の方がよそうね。
 

17. I've already made up my mind.
私もう決めたの。

make up one's mindは「決心する」という意味の日常会話でもよく使う便利なフレーズです。決心をすでにしたことを覆すのは難しいので、相手も諦めてくれるでしょう。


別れのシーンで落ち込む相手に優しくかけるフレーズ

英会話 フレーズ 別れ 

18. I'm trying to do what's right for both of us.
お互いのために正しいことをしようとしてるの。

あなたにとっても別れることがベストなんだぞ!と訴えています。
 

19. This is hard for me too.
僕も辛いんだ。

hardは「難しい、困難な」という意味で使っています。振るのも辛い、辛いのは君だけじゃない、と訴えます。泣きじゃくる相手には、Don't make this any harder. 「これ以上辛くさせないでよ。」と言いましょう。
 

20. It's not you, it's me.
君じゃない、僕なんだ。

別れる原因は、君じゃない、自分だという意味です。もし、原因が相手にあるなら、It's not me, it's you. とも使います。
 

21. You deserve better.
君はもっとふさわしい相手・状況がいるはず。

このフレーズは、別れのシーン以外にもよく使います。deserveは「ふさわしい、値する」という意味で、今の状況や持っている人・ものよりもbetter(良い)状態・人・ものを得るべき、と行ったニュアンスです。

例えば、職場でゴミのように扱われている人に対して使ったりもします。

<deserveを使った別れのフレーズ>

You deserve much better than me.
僕よりももっとふさわしい人がいる。

You deserve to be with someone who brings out the best in you.
君のよさを引き出してくれる人がふさわしいよ。


(自分が)裏切られた時に言い放つフレーズ

22. I trusted you. 
信じてたのに。
 

23. How could you do this to me.
なんてことしたんだ。

相手がしたことに対して、悲しみ、怒り、驚きなどの強い感情を交えていうフレーズ。Howで始まるので、普通なら聞き手には回答が求められますが、この場合、回答を求めていません。How could you!?と短く使ってもOK。

<似たフレーズ>

I can't believe you did this to me.
私にこんなことをするなんて信じられない。

Why did you do such things to me.
なんでそんなこと私にするのよ。
 

24. I can't even look at you right now.
あなたを見るのもできないわ。

直訳は「今あなたのことを見ることさえもできない。」となりますが、誰かに浮気をされて、あなたのことを見るとそれを連想してしまうから見るのも辛い、といったニュアンスで使われます。このフレーズは、どちらかというと女性の方がよく使う傾向あり。

not even (〜ですらない)は別れ話で使えるフレーズ。こんな感じで活用しましょう。

<活用例>

Don't even say it!
口にもしないで!

I don't even want to be in a same room with you.
あんたと同じ部屋にいるのすら嫌だわ。
 

25. You broke my heart.
私傷ついた。

これも失恋ソングでよく耳にするので定番ですよね。ただ、傷つける=失恋した、と連想しがちですが、一方的に浮気や嘘など酷いことをされた時にも使います。
 

26. You're not the person I fell in love with.
あなたはもう私が恋に落ちた人じゃない。


別れたくない側が使うフレーズ

恋愛 英会話 別れ フレーズ

27. Are we really over?
私たち本当に終わりなの?

reallyが入ることで、「そういってるけど本当は違うんでしょう」という思いが加わります。発音する時には、reallyを強く言います。

reallyを使った例文>

Is this really what you want?
本当にこれでいいの?

Do you really think we should take a break?
本当に距離を置くべきだと思ってるの?
 

28. We can work things out.
まだ頑張れるよ。

直訳は、「私たちは、ものを機能することができます。」となりますが、自分たちの間にある問題や課題を二人で取り組める=頑張れる。といったニュアンスになります。
 

29. Please give me one last chance.
もう一度最後のチャンスをください。

もう、これは最後の手でしょう。自分が悪いことを認めて、すがる感じ。(笑)


お互いに別れることに納得した時に使うフレーズ

恋愛 別れ 英会話 フレーズ

30. We had some good times.
いい時間もあったよね。

いつもよかったわけじゃないけど、いいときもあった。といったニュアンス。someを使ってそれを強調しています。
 

31. I'm really sorry.
本当にごめんね。

もう謝るしかない。(笑)言われた相手は、I'm sorry too.(私もごめんね。)と一緒に辛い気持ちを分かち合うか、Don't be sorry.(謝らないで。)と強がるか。 
 

32. I wish it could have worked out between us.
私たち、うまくいったらよかった。

33. I will miss you so much.
寂しくなるわ。

34. Please don't call or text me for a while.
電話もメールもしばらくしないで。

35. I'll pick up my stuff later.
あとで自分の物取りにくるよ。


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