はじめに

語彙量には自信があるのに発音が悪くて通じない?同じ単語を繰り返し伝えても理解してもらえない?

日本で英語を普通に勉強していたら、これって結構普通です。だって、カタカナ英語を勉強してるんですから。(ネイティブの先生や発音のすごくいい先生に運よく教わっていた人は別ですが。)今回は、著者の経験をもとに、発音を上達させるコツを3つご紹介したいと思います。

著者情報:高2でアメリカ移住。渡米時、英語は全くダメ、話しても発音が悪すぎて何度言っても通じなかったレベルからスタート。独自で英語を習得しながら英語上達方法を見出し、今はTOEIC満点!ネイティブと間違えられるレベルに!

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目次

単語のアクセント記号を暗記する
日本語にはない英語の発音は完璧に習得する
なりきる


単語の発音記号を暗記する

英語発音

実は、著者が中高でテストのために死に物狂いで覚えた発音記号トが渡米後にとても役に立ったので、ぜひみなさんにもトライしていただきたい!どう役に立ったのかというと、例えば数少ない知っている単語を耳にしたとします。すると、覚えていた記号と口に出した感じがマッチして記号の発音方法をなんとなく覚えます。そして、他の単語でも同じ記号を使っていれば発音できるようになるんです。

26つのアルファベットを覚えれば、英語の全てのスペルができるようになるのと一緒の原理です。

例えば、日常生活で非常によく使う単語wantの発音記号は[wɑ́nt] アとオの間くらいの ɑ́ で発音しますよね。(アメリカ英語をベースにここではお話しします。)この音をマスターして、同じ記号を使っている単語の発音にアプライすればいいだけ。ɑ́を使った単語はこんなものがあります。

box [bɑ́ks]
cotton [kɑ́tn]
hot [hɑ́t]
swan [swɑ́n]

これはかなりの初心者レベルの方に適した練習方法だと私は考えています。なぜなら、知っている単語が少ない分発音記号を覚える数も少なくて済むからです。また、発音の基礎を覚えらるのもプラスポイントだと思います。


日本語にはない発音は完璧に習得する

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日本人は世界の中でも訛りレベルはトップクラス。理由の一つに、日本語に存在しない英語の発音が多いことが挙げられます。RとTHの他にも、SingやSeaの「スィー」の発音や、様々な「ア」の発音などなど。子音だけじゃなくて母音でも難しい発音がいっぱいです。最初から完璧に発音できなくて当然ではありますが、何度も練習しても本当に無理!っていう人は、ネイティブの子供がしている発音からトライするのをお勧めします。(私も実はここから少しずつ鳴らしました。汗)子供と同じステップを踏んで少しずつ慣れるのも手です。

例えば…

  • Rは小さい「ぅ」を入れて

ネイティブの子供でも、最初はRが上手に発音できず、Wに近い感じで発音をする子が多いです。Wを発音する感じで舌を巻くイメージ。

  • THは舌を出しながら「ダ」

THが苦手なら、舌を上の歯につけながら「ダ」と発音するのを試してみてください。そこから少しずつ鳴らしましょう。


なりきる

発音

「ぽく」話すのって試したことありますか?日本語英語から抜け出すのにとても効果的な方法の一つです。なりきるのが一番の解決法だったりもします。日本語訛りの特徴はカタカナ英語がベースになっているのが大きな原因です。

日本語訛り(カタカナ英語)の特徴的なのは2つあります。一つ目は、単語単語をきっちり分けてしまう癖。I need you「アイニードュー」を「アイ・ニード・ユー」、Come on.「カモーン」を「カム・オン」など、全く違って聞こえます。2つ目は、母音を余分に加える癖。bedの最後のDは添える感じなのが、最後に「O」を加えてbeddoとしてしまったり。

どちらも日本人なら誰でもしがちな発音ですよね。ネイティブになりきって話せばカタカナ英語から抜け出せるはず!ぜひ試してみてください。

最後に

発音の上達の鍵は、ここでご紹介した内容を試しながら、たくさん練習してたくさん間違えること。間違えれば間違えるほど、脳に刻み込まれて行きます!ぜひeikaiwaNOWのネイティブの先生と一緒に練習をしてみてください。


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